
ムーアの法則とは?半導体が進化しつづける理由
2026-08-04 ・ 入門
半導体が数十年ものあいだ、速く・安く・省エネになり続けた背景には、有名な合言葉があります。ムーアの法則です。
「約2年でトランジスタが倍」になる経験則
インテル創業者のゴードン・ムーアが1965年に示した観察で、チップに載るトランジスタ数が、ほぼ2年ごとに倍になるというもの。物理法則ではなく、業界が達成し続けてきた「目標」に近いものです。
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倍になると何がうれしい?
トランジスタが増えると、同じ大きさのチップでより多くの計算ができます。しかも小さくすると1個あたりが速く・省エネに。だからスマホは年々賢く、バッテリーも持つようになってきました。
🔬 微細化スライダー
ノード(nm)を小さくすると、同じ面積に入るトランジスタが増えます。動かしてみましょう
×12
28nm比の密度(ざっくり)
64
この面積に入る数(イメージ)
小さくするほど「多く・速く・省エネ」。ただし製造は難しくなり、EUVなど高価な装置が必要になります
「もう限界」と言われるけれど
トランジスタは原子数個ぶんの大きさに近づき、単純な微細化は難しくなっています。それでも、立体構造のトランジスタやチップレットなど新しい工夫で、性能向上は続いています。「ムーアの法則は終わった/まだ生きている」の議論は今も続いています。
ポイント
微細化は「数字(nm)を小さくする競争」。でも本当の目的は、性能・電力・コストをよくすること。手段はどんどん多様になっています。